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ホーム > ようこそ知事室へ > 記者会見 > 2021年10月6日(水)

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知事記者会見

2021年10月6日(水)


知事発表項目:新型コロナウイルス感染症関連、オリパラ選手村ビレッジプラザ提供木材のレガシー利用のアイデア募集
発表項目質問:新型コロナウイルス感染症関連
一般質問(1):観光促進事業関連
幹事社質問:新型コロナウイルス感染症関連
一般質問(2):選挙関連、リニア中央新幹線
一般質問(3):リニア中央新幹線
一般質問(3):リニア中央新幹線、新型コロナウイルス感染症関連

知事発表項目:新型コロナウイルス感染症関連、オリパラ選手村ビレッジプラザ提供木材のレガシー利用のアイデア募集

(知事)

どうもこんにちは。大きく2つ、新型コロナウイルス関係と、それからオリパラ関係でございます。まず、新型コロナウイルス感染症の件でございますけれども、9月30日に緊急事態宣言が解除されまして、10月からは「そろりスタート」ということで、感染防止対策と社会経済活動の両立に向けた取組、これを静岡県で始めております。これまで長期間に渡りまして、外出自粛や飲食店等の営業制限がございまして、誠に辛い日々があったわけでございますけれども、この週末は、かなり多くの方がお出かけになったり、あるいは久々にお店でお酒を楽しまれるという方もいらしたというふうに承知しております。本県の直近の感染状況ですが、1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は約3人、病床占有率は約5%と大きく改善されてまいりました。明らかにステージ2(正しくは、ローマ数字表記。以下、同じ。)、ステージ2なレベルでございます。また、ワクチンの接種率も、10月4日時点で2回目まで接種を終えた方が55パーセントいらっしゃいます。新規感染者状況と連動して、このような改善状況が継続いたしますと、医療体制にかかる負担も軽減化されますので、そしてまた社会経済活動の次なる展開も可能となります。しかし油断することは禁物です。ウイルスはまだ消滅しておりません。デルタ株の拡大で一旦は下火になりましたアルファ株も依然感染力を有していることで、それが存在しております。また県民、事業者の皆様におかれましては、引き続き、感染防止対策を徹底していただきまして、これまでの経験で培われた、場面場面での感染しない行動、あるいは取組を実践してくださるようにお願いを申し上げるものでございます。ワクチン接種につきましては、64歳以下は今やっていただいておりますけれども、年代別にみますと、接種開始が遅かった10歳代から30歳代の方の2回目接種率が、まだ30%前後ということで、少し低い状況にございます。皆さんがご心配されている発熱等の副反応よりも、接種による重症化リスクの低減等の方が効果が上回りますから、若い世代の方、あるいは妊娠されている方には、接種のご検討をお願いしたいと存じます。なお、県が設置しております順天堂大学医学部附属静岡病院ならびにもくせい会館の大規模接種会場の予約者数は、全体として14,640人分の枠がございますけれども、かなり僅かの方しかご利用されていないと、私の手元には数字では、733人ということでございますが、皆様方の手元に10月5日現在で順天堂大学医学部附属病院における接種枠数は4,560ございますが、実際の予約者数は256ということで、全体の5.6%にしか達してないということです。またもくせい会館、これは10月1日(正しくは、「6日」)から始まりましたが、接種枠数は1万80ございますけれども、予約数はまだ477ということでございまして、全体の4.7パーセントというところにとどまっているということでございます。あ、ちなみにですね、もくせい会館の会場につきましては、土日も夜間も開いております。そういう利便性の高い会場ですので、ぜひご活用いただきたいと存じます。飲食店を対象に進めております、「ふじのくに安全安心飲食店認証」につきましては、10月4日現在で、1万3,400件の要請がございました。で、約5,100件を認証いたしました。全体の40%でございます。現在、急ピッチで、現地調査等の作業を進めておりまして、今月中旬には8,000件を認証できるという見込みでございます。8,000件になりますと、全体の60%ということになります。一方、宿泊施設を対象としている「ふじのくに安全安心宿泊施設認証」につきましては、10月5日現在で、約1,260件の申請がございまして、718件を認証いたしました。全体の60パーセントでございます。これは、今月中旬には、1,100件を認証できる見込みであります。1,100件になりますと、全体1,260の、90%ということになります。飲食店・宿泊施設、いずれも申請が済んでいない事業者の皆様は、ぜひ取り組んでくださるようにお願いを申し上げます。

さて、県内観光促進事業である「バイ・シズオカ〜今こそ!しずおか!!元気旅!!」とGo To Eat事業についてでございますけれども、明後日10月8日金曜日に、このままステージ2以下の状況でありますと、事業の再開や、食事券の利用自粛等の要請の解除を、判断したいと思っております。県としましては、今後の第6波への備えに万全を期するために、10月15日付けで、「新型コロナウイルス対策課」、これまでございましたが、これを、「新型コロナ対策企画課」と「新型コロナ対策推進課」との2つに分けまして、これまでの1課38人体制を、2課40人体制と拡充をいたします。私ども県としましては、今月を社会経済活動の本格的な再開に向けた過渡期と位置付けております。医療提供体制の充実を図りながら、認証制度、また、GoTo事業などの各種事業を着実に展開してまいりたいと考えております。以上が新型コロナウイルス感染症に係るものでございますが、現在の接種状況でございますけれども、皆様方のお手元に、第2回目の接種、64歳以下の方たち、40%以上のところと、まだ40%に達してない市町、一目瞭然になるように配布してございますので、ぜひまだ接種率が低いところは、県の施設も活用していただいて、接種率を上げてくださるということが大事です。これ以外に目下のところは、出口はございません。ぜひ接種率を上げていただいて、多くの方々に、安心していただけるようにお願いをしたいと存じます。

2つ目の発表項目でありますが、東京2020オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザというのがございましたが、そこに提供いたしました木材、これをどう活用するかという、県民の皆様方にアイデアを募集しようということに相成りました。県が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村ビレッジプラザ整備のために、オール静岡体制で提供した県産森林認証材でございますが、これが来年1月に里帰りいたします。県は返却される県産森林認証材を、大会の感動を未来に引き継いでいきたいということで、レガシーとして活用したいということで、木材の良さ、この意義を、県民の皆さまと共有したいと考えております。そこで、このレガシー利用のアイデアを、広く県民の皆様方から募集をしたいと存じます。募集は二つのカテゴリーに分けまして、「高校・大学等の部」と「一般の部」、この二つに分けます。森林(正しくは、「木材」)の数量は41立方メートルで木造住宅に例えますと、標準的な二階建て4LDK一棟半分に相当いたします。アイデアは全量を使うものでなくてもよろしゅうございます。また、形状はすべて角材でございまして、全体1,200本ぐらい、1,200本ございます。スギ・ヒノキがだいたい半分ずつということでございます。太さがですね、10.5センチ四方、12センチ四方で、長さは1メートルから4メートル。平均すると3メートルと、いわゆる角材でございまして、ただこの角材を加工して、板材として活用していただいても構わないと。ただですね、この、大きな力がかかる建築材の構造材としての利用は難しいというように、専門家から聞いております。また、すべての木材の表面、1,200本のすべての木材の表面には、静岡県の焼印がございまして、上手に生かしていただいても結構ではないかというふうに思っております。どのように利用するかという例といたしまして、公共施設の内装材とか、ベンチ等の什器とか、あるいはノベルティグッズなどが考えられますけれども、これにかかわらずですね、他の素材と組み合わせするということも含めまして、使い方そのもののご提案も、また詳細のデザインのご提案も、自由な発想でアイデアを寄せていただければと存じます。応募されたアイデアは、審査委員会で審査をさせていただきまして、優秀アイディアを決定、そして表彰をしたいと存じます。優秀アイデアを生かし、具体的な利用方法を取りまとめまして、令和4年度以降、制作や設置などを行ってまいります。県民の皆様から奮ってご応募いただきますようにお願いを申し上げたいと。応募期間は10月6日今日から来月11月5日の金曜まで、必着ということでございます。発表はいつでしたかね、書いてありましたがね、12月22日ということでございます。クリスマス前に発表いたしまして、優秀賞にはプレゼントを差し上げるということでございます。以上であります。私の方からの発表項目は以上であります。




発表項目質問:新型コロナウイルス感染症関連

(幹事社)

すみません幹事社の時事通信です。ただ今の知事の発表項目について質問のある社はお願いします。

(記者)

中日新聞です。先程の大規模接種会場の予約状況なんですが、これがなかなか増えていないということに対して、県としての分析だとかこうしたらこう改善するかなというような策とかそんなのってあるんでしょうか。

(知事)

まだこの宣伝が周知徹底していなかったんじゃないかと思っております。また、もくせい会館の方は10月1日(正しくは、「6日」)に始まったばかりだということもございます。で、順天堂の方はたしか9月の末にやったということで、前回の知事記者会見で発表差し上げたと存じますけれども、ぜひ、これをご覧になっている方、また、皆様方もこういう状況を、いろいろなメディアで紹介していただきまして、何しろ出口戦略はワクチンしかないということも併せて知っていただいて、何とか今の過渡期をなるべく早く済ませて、10月の中旬には認証もぐっと上がってまいりますし、接種もさらに上がりますと、安心して、このGoToイートであるとか、GoToトラベルとか、さらに元気旅とかが使えるということになりますので、ぜひご協力を願いたいと、皆さんとご一緒にですね、宣伝に努めたいと。うちの方もPRにいろいろと工夫をして、さらに努めて、なんとか、4、5%っていうのはちょっと、せっかく設置して先生もいらっしゃってくださっているので、もったいないので、よろしくご協力のほどお願いを申し上げます。

(記者)

中日新聞です。ワクチンの関係なんですけれども、今後ワクチン接種の率がどんどん上がっていくと、知事もそうだと思うんですけど、なかなか打てない人、どうしても体質的に打てない人っていうのもいると思うんです。で、国の方ではワクチン接種証明書とか陰性証明書によって、いろんな施設を利用できるとか、そうした社会経済活動への基準を作ろうとしているようですけれども、一方で打てない人への差別っていうのも心配されている中で、具体的にこういうことは差別に当たりますよといったガイドラインを、県で今後検討されるお考えはありますか。

(知事)

そうですね、まだ、そういう差別はあるとは聞いていますけれども、大きく報道されるようなことはないのでですね、打てない人がいるってことは、皆さんご承知みたいであります。しかしながら、打てなくても陰性であることを証明する方法はありますので、しかも、今はわりと簡易な方法で、どこかに行くとか、あるいはどこかのお店に入る場合にですね、自分が陰性であるということを証明することができる方法もございますので、私の方もまだどういう方法がいいのか、まだ仲間と話し合っているところでございますけれども、いずれにしてもそういう人がいるということを、皆さんご承知おきいただきまして、また陰性であればうつることがありませんから、これから飲み薬も出てくると。私はサプリメントで不活性化が100%、実験レベルでは確証されている5-ALAという、静岡県の袋井工場でのみ世界で唯一作っているですね、それをこの春から服用しておりますけれども、そのせいか、至って元気でございまして、そういう方法もあるし、他の、何て言いますか、これが効くよということを、確か丸子にあるタイヤキ屋さんのご主人がですね、自分はこれで効いたというようなことを言っていらっしゃるので、思い込みはちょっと良くありませんけれども、いずれにしても、陰性検査をきちっと、陰性を証明した上で使えるようにして、誰もが差別されないようにしなくちゃいけないというのが基本ですから、その方法はこれから皆さんからもご提言いただいて、一緒に共有してまいりたいと思います。




一般質問(1):観光促進事業関連

(記者)

静岡朝日テレビと申します。よろしくお願いします。先程の促進事業の開始についての判断ということなんですけれども、現時点では8日に解除、再開の方向で検討しているという段階で認識合ってますでしょう

(知事)

私どもはもうすべてですね、エビデンスに基づいて決めると。これは静岡県の一貫した方針です。今はレベル2(正しくは、「ステージ2」)だということで、今日ですね、後藤参事の方から私の方に報告があったんですけれども、専門家の先生方に改めて現在の状況についてご判断を賜ると。これはおそらく、今日の5時過ぎにも、後藤さんの方からは発表があるかと思いますけれども、ひょっとするとステージ1とかですね、というようなそういうご発言もあり得るということを聞いております。そうしますと、これは特段規制をするとか、要請を特別するとかということではなくなりますんでね。で逆にステージ3になったり、それ以上になってしまいますと、今度はさまざまな規制ということになりかねないと。目下のところはステージ2のところで留まっているということで、今日この専門家にご判断いただいて、明日それを皆で確証して、そして金曜日にご発表を申し上げて、そして皆さん、それぞれ、例えばいろいろな券の発行とかの準備がありますよね、周知期間というのも必要なので、もし8日でOKということなれば、18日からは使えるように、そういう準備期間であるとか、発行元の準備状況を含めて可能だというのが、我々の方で把握している現実です。

(記者)

ありがとうございます。あとそれに関連してなんですけれども、国の方ではGoToトラベル再開を検討するとしているんですけれども、これに関して知事の受け止めを聞かせください。

(知事)

そうですね。これは全国レベルで今、すべて解除になっておりますので、今のところは増えているところには行かないでおきましょうというのが、静岡県の方針です。しかしながら近隣増えてないところばかりですから、そんなに心配することはないと思いますけれども、何といいましても、まだ3桁で感染者が毎日出ているところもあります。それに対して、1桁だとかかなり低い数字での感染者の地域もございますから、少なくとも静岡県内におきましては、皆様方のご協力によりまして、新規感染者が激減しているという状況なので、できればですね、「バイ・しずおか」、「バイ・ふじのくに」と、この辺のところで、皆様方疲弊している観光業界、あるいは飲食業界ですね。まずそこに関連している業界の方たちを励ますためにですね、ひと肌脱いでいただきたいというのが、私としてはぜひ、県民の県民による県民のための助け合いでですね、このGoToイートやGoToトラベルを、まずそこから始めていくのがいいんじゃないかというふうに思っております。

(記者)

ありがとうございました。




幹事社質問:新型コロナウイルス感染症関連

(幹事社)

幹事社から質問します。事前に2問提出しておりましたけれどもGoToイートと観光促進事業については知事から発表されましたので省略します。質問ですが新型コロナウイルスのワクチン接種について、国は年内にも3回目の接種を開始できるように準備するということで方針を示していますけれども、県としては、どのような人を対象にいつぐらいから実施するというような計画でしょうか。また課題どのような課題があるかというのもお聞かせ下さい。

(知事)

このワクチン接種というのは、感染症から解放される、目下のところ唯一の方法です。で、それがまだ2回目が40%を切っているところがありますので、その数は決して少なくはありません。ですから、目下のところは3回目の接種をどうするかということにも増して、ともかく2回目の接種を5割以上に上げていくと。64歳以下の方たちですね、これが、最大の静岡県における関心事だということであります。それからまた、3回目につきましてはもちろん、一定期間をおかなくちゃいけないということで、それ通常8ヶ月おかねばならないということでございますが、そうしますと、医療従事者だとか高齢者だとか、そういう65歳以上だとかそうしたところから始めましたので、そうしたところが最初の接種対象になっていくんだと思いますけれども、これについてはですね、今のところは国の明確な指針が示されているわけでもありませんので、静岡県としては、この64歳以下の2回目接種が低い所、ここにですね、接種率を上げるためにぜひご協力も差し上げたいし、相談にも乗りたいし、そしてまた、そういうところへの、特に若い人ですね、10代から30代前後の方たちへの啓蒙活動といいますか、強制ではありませんけれども、ご心配するところがあれば相談に乗ると、こういう形で接種については臨みたいと考えております。

(幹事社)

ありがとうございました。ただ今の幹事社質問について質問のある社はお願いします。ないようですのでその他質問のある社はお願いします。




一般質問(2):選挙関連、リニア中央新幹線

(記者)

SBSです。よろしくお願いします。前回の定例会見でも同様の質問が出たと記憶しているんですが、明日、参院補選の告示になります。で、今回自民党の候補と、対抗の立憲、国民の候補と両方出ていますけれども、知事、知事選のときに山崎候補からはかなりのサポートを受けていらっしゃいましたけれども、ちょっと前回と同じ質問になっちゃうんですが、逆に今回、山崎候補のサポートなどはどのように考えておりますでしょうか。

(知事)

私は最大の争点は水であると思っております。また熱海の土石流がございました。それからまた、土石流は盛土の問題でもあって盛土というのは山の破壊なわけですね。それはいわゆるメガソーラーを自然が豊かなところに設置して、それが土砂を作って川を汚し漁場を駄目にするということで、みんな水の問題ですね。今回、真鍋先生がノーベル賞受賞が決まりましたけれども、これも水循環が関わっているというふうに思っております。まず温暖化によって氷が溶けて、そして水循環が大きくなって、結果的にCO2が排出されているということもございます。それで、この問題についてですね、山崎君と私は一緒に協力をしてやりました。ですから、狩野川、あるいは富士川、あるいは黄瀬川、あるいはもちろん大井川、あるいはレイク浜名湖、これも水の問題でございますので、こうした水問題、これが争点になるだろうと。ただ、今、私は政策論争で報道されている限りにおいてどういう形で政策がされているのかを存じ上げませんので、基本的に味方をするとなれば、判官贔屓というのが今までやってきたところですけれども、やはりこれは国政に関わることですから、政策論争でなくてはいけない。で、しかも今回の参議院の補選というのはですね、知事選で参議院、静岡県選出の参議院(議員)がお辞めになられたので、そこをめぐるもので、その時の最大の争点が水でした。リニア問題でした。従いまして、この問題についてですね、論じるというのが、山崎君の姿勢ではないかというふうに思っております。その限りにおいて、私は同じ考えを持っておりますから、静岡県の水を守るという政策を出す方にしっかり支援をしていきたいというふうに思っております。

(記者)

今のお答えですと、両方が水を守るということになったら、特にどちらの味方もしないということになりますか。

(知事)

どっちも前も水を守るということだったんですね。しかし、静岡放送ってのは静岡新聞と関わっているんでしたっけ。昨日の静岡新聞で、しっかりと中身を確認したわけではありませんけれども、新首相が国交大臣に対しまして、リニア、これの推進を指示されたということがありましたね。で、これは自民党の方針であるとすればですね、これにつきましては、私のところにさまざまな反応が寄せられておりまして、静岡県民の神経を逆なでするとか、いきなりぶん殴られたとかですね、岸田政権が静岡県の流域の住民に宣戦布告をしたという、激しいご表現も承っておりまして、どうするかということでございますが、ともかく、真偽のほどはこれから確かめなければなりませんけれども、そういう自民党の新しい方針がきっちりとですね、公約などで、このリニア推進でやっていくんだと、新しい国交大臣もそれを明言されているというふうに報道されておりましたので、そういうことであればですね、これは県民の意思をないがしろにするもので、この間の県知事選、これは私も、私はもとより、自民党候補も県民の理解が得られない限り工事は中止ないしルートを変更するということを明言されたわけでございます。それどころか今回の場合は、それをそのままやるんだとおっしゃってますから、今日偶々ですね、市長会の代表として菊地市長(伊豆)、それから湖西の市長さんと島田の市長さんがお越しになられまして、で、今回、水の問題につきまして大変ご関心があると。大井川で今、鮎が取れなくもなっているので、今の大井川それ自体の、何と言いますかね、水自体が貧しくなっているということですね。鮎がいない、従って鳥も来ないと。もちろん鮎釣りの人たちも来ないということになっていると。そこでちょっとお聞きしてみたんです。これから、これまで自民党さん、あるいはJR東海さんはですね、県民の理解が得られなければ工事をしないとおっしゃってたわけですね。で、今は出てきているのは中間報告ですけれども、この中間報告の中身はみんな知ってるわけです。今のところは最終とりまとめのひとつ手前のところで素案が出ているわけですが、すでに第11回、第10回のところで、流量について、つまり全量戻しにどうするかということについてですね、全量戻しは次のような方法でやりますと。すなわちトンネルを掘りますと。掘ったときの水は全部流しますと。外にですね。戻せませんと。掘った後、プールに溜めてそれをポンプアップして、20年あるいは30年かけて戻しますと。この案を受け入れられるんですかと聞いたらですね、到底受け入れられないと。これはもう即座に染谷市長(島田)言われていましたけども、もっともその通りだと私も思いますよ。ですからですね、理解を得られなければ、理解が得られていないわけです。だから理解が得られるまでやるってのはどういうことでしょうか。すなわち同じ中身を、つまり全量戻しで今、JR東海さんがこれ以上のことはできないとおっしゃっているですね、これを丁寧に時間をかけて説明するとおっしゃってますが、中身は同じですから。これを受け入れられないとおっしゃっているわけですね。ですから工事をやめるっての約束ですからですね。それがとんでもない方向で、リニア工事を全部推進するんだと言ったらそれはもう流域住民が怒るのは、宣戦布告だ、あるいはもういきなりぶん殴られた、神経を逆なでする、何ですかこれはという声が起ってくるのは当然のことだということでですね、今回の参議院の補選は、前回の知事選の、言ってみれば連動です。もちろん日程的には衆議院選挙と関わっていますけれども、参議院選補選それ自体は、この間の選挙の続きですから。一体ですから、この点につきましては、山崎君は言っていることが私はまったく同じですから、正論である。すなわち理解は得られていないんだと、したがって約束通りJR東海さんは、工事を止めると。すなわち南アルプスのトンネル工事は止めるとおっしゃっているわけですから、しないとおっしゃっているんですから、そういう方向に明確に舵を切るべきであるというふうに思っておりますので、これを山崎君はおそらく主張するでしょう。私は県民党の、言ってみれば、そういう党はありませんけれども、党首っていうんですか、で、彼は幹事長でしたから、そういう考えですね。それと反するものはですね、やはりこれは、たとえ国の御方策ということにしても、それを認めることができないというのが、県民の意思ではないかと。160万票の意思はそこにあるというふうに私は見ておりますので、これを大事にしたいというふうに思っています。

(記者)

すみません1個だけ確認なんですが、ということは山崎さんのいわゆる応援演説ですとか、そういった直接的なサポートに入られる予定はございますか。それだけ教えてください。

(知事)

公務優先です。前の知事選でもそうでございましたけれども、したがって平日はですね、いろいろな行事が入っております。もちろん公務入ってます。そして土日もさまざまな行事が入っているので、そこで日程とか場所が合えばですね、求められればですけれども、行くことにやぶさかではないということであります。

(記者)

ありがとうございます。




一般質問(3):リニア中央新幹線

(記者)

日経新聞です。今の質問に関連してであるんですけれども、今、知事がおっしゃったことといいますのは、スタンスとしましては、リニアにつきましてはですね、もう、JRが、そもそも、今の大井川の下に掘るというトンネルのルートであるかとか、工法であるとかいうことは、もう、今の現状じゃもうやはり認められないと。ですから、やっぱり、もう、知事がよくおっしゃってますけど、もう、これは、もう、ルート変更しか選択肢は、もう、なかなか、もう、現実ないんじゃないかと。今のルートとか、その下を通すとかってのは、もう、あり得ない。そこまで、今、知事は、お考えになってのご発言なんでしょうか

(知事)

これは、もう、基本的に住民を守るための、私は仕事をしているわけでありまして、住民の方々の不安は、命の水を確保するということなわけですね。そのために全量を戻すということで、金子社長が約束をされたわけです。では、どのようにして戻しますかということで、有識者会議でこれまで12回なさって、自分たちは次のような形で戻しますと。それは、トンネルを掘るときの水、300万トン500万トンは、流しっぱなしにして戻せませんと。そして、トンネル掘ったあと、プールに溜めて、それをポンプアップして、数十年かけて戻しますと。これが案なわけですね。これを認めますかと言ったら、みんな、知っているわけですね、理解、中身を。ですから、流域の方たちはですね、これはもう、とんでもない話だと。大体、トンネルを掘ったら、残土も出るじゃないですかと。残土、どこに置くんですかと。今は、もう盛土も厳しいでしょう。従って、その盛土も370万立米出て、しかも、それを大井川の、その河原に積み上げるというわけですから、それは、370万立米というのは、熱海土石流、5.5万立米のですね、67倍ですから。これから、盛土にかかわる条例も、また、国の法律もその方向に向かっているようですけれども、極めて厳しいですよね。それはもう、受け入れられないというのが、少なくとも流量に関して、全量戻しに関しては受け入れられないというのが、県民の意向であると。県民の意思であると。だから、それが意思であるということを理解されるなら、JR東海はどうなさるんですか。約束を守ることです。理解が得られなければ、さらに理解を求めたいとおっしゃってますけど、中身は同じですから、どんなに丁寧に説明しても、その中身はそのことに変わりません。それを受け入れないと言っているものであればですね、得られないのであれば、受け入れられないのであれば、これは工事をしないと。後どうされるかは考えてくださいと。私どもは、リニアそれ自体に反対しているわけでもありませんのでね。ですから、JR東海さんと国交省、これは国策だと称されて。しかも、全幹法、全国の新幹線整備法によればですね、事業主体であるJR東海がこうこう、こうこうしたいということであれば、これを国は認めるということになっていますから、あの、なんていいますか、ボールは、今、JR東海さんにあるわけです。それからですね、ウソを言ってはいけません。トンネルを掘るときに出る水は考えていなかったとかですね、掘った後戻すということだけで、我々は全量戻しだと言っているだとかという、こういう詭弁はですね、静岡県では通じません。ですから、今、議論ででもですね、岩井さんもそうでしたけれども、もし、今回の報道のとおりだとすれば、リニアを推進すると。これは自民党のこの前の公約ですから。その公約にのっとりつつですね、住民の理解を求めるまで、厳しくJR東海に言うと、いうことを言っている、今、候補者がいますね、衆議院の。静岡県内に。それは進めるということではありませんか。理解を求める、すなわち、これを受け入れられるようにですね、ともかく説明し切ると。だけど、受け入れないという結論が出ているわけですから、ですから、これは後方の方で、なんとなく水を大事にしているかのごとく、後方で安全なところでですね、何か戦ってるかの如くに見せるというスタンスで、非常に昨日の報道は激震が走ったんじゃないですか。私も驚きました。岸田さんともあろう人がですね、広島の豪雨を経験して、土石流、経験した人でしょう。この水の問題について、もっと多くの方たちが、この懸念をし、熱海土石流を経験した、その静岡県民に対してですね、国交大臣に対して、リニアの推進をしなさいと言って、はい、わかりましたと言ったとなれば、これは文字通り本当に神経を逆なでするものですし、望月さんのところに、お墓参りになるといっても、草葉の陰でですね、噛みつかれるんじゃないかというぐらいの、何と言いますか、無理解というものをベースにした発言であると、いうふうに思っております。

(記者)

ちょっと細かいんですけれども、住民の理解が得られなければ、約束通り工事をしないって、この工事というのが言いますのは、この静岡県内での工事なのか、それとも、やっぱり、大井川の既存のJRが元々考えていた、その大井川の地下の、もともと考えていたルートのことのみを示すのかってそこはちょっと。

(知事)

これはもう南アルプストンネル工事に関わる、そこに限るものであります。

我々は別にですね、リニアに対して一度だって反対したことがありません。だいたいリニアのサービスが開始すれば、いわゆるこれは特急ですから、超特急ですから、急行と鈍行の数がですね、いわゆる今の特急はのぞみですから、のぞみ機能が、ある程度リニアの方に移りますのでね、その分、その本数をその急行と鈍行に回すことができると。言い換えるとひかりとこだまの本数が増えますのでね。したがって、リニアには静岡県にとっても、メリットがあるわけです。ですから、一度だって反対はしてないわけですけど。南アルプスのトンネル工事は水の問題にかかわる、生態系の問題にかかわる、盛土の問題にかかわると。なかんずく流量は、これは極めて重要な問題で、流量全量戻しを約束し、それができないということであれば、これはもう南アルプストンネル工事についてはですね、しないと。約束どおり実行していただきたいと。こういうことですね。

(記者)

もう1点だけですが、今日は多くてすみません。あの、今度、国の有識者会議でですね、まあ、いわば「案」が取れたですね、中間とりまとめを、もう、次あたりで出そうとしているという、今、流れだと思うんですけれども、そうなりますとね、南アルプスルートの、その工事を認めないとなりますと、これからじゃあ生態系に移して議論しようとか、今、水の戻し方そのものの話になってますけれども、この国の有識者会議で、いくら議論しても、これは意味が果たしてあるのかという考え方も起こってくるかと思うんですけど、これを、今後、継続することの意味というのは、どう考えて。

(知事)

47項目ね、2年余りかけてうちの専門部会で議論していただいたわけですね。それを国全体のトップクラスの方たちが、議論してくださっていると。そこには流量の問題、水質の問題、それから生態系の問題、盛土の問題、最後の監視の問題というのはあるので、どっちにしてもですね、こうしたものは議論していただくのは結構ですけれども、ポイントは、まず、流量の問題から始まったわけですけれども、流量は全量戻しというものが、今のこの提案、これは戻せませんね、はい、わかりましたと。トンネル掘ってから戻すんですね、はい、わかりましたと、こういうことになっているわけですね。で、これをですね、有識者会議の人たちは、それを聞かれたわけです。それ以外の方法はないんですかと。ありませんと。それは我々の言う全量戻しではありませんから、従って、これは、受け入れられないということではっきりしてます。では、次に生態系。盛土の問題。それについてですね、どんな危険があるかということは、向後の、これからのですね、また、参考意見になるかもしれないので、私は有識者会議がどういう形に収束するか知りませんけれども、これは我々は全面公開を求めてきて、それも言うこと聞かないわけじゃないですか。だから、これに対して、ほとんどこちらの見解を無視してますけれども、少なくとも、今度の素案といいますか、全量戻しの案について、中間報告として取りまとめたことについて、うちのチームの方でですね、これに対して意見というのを、もちろん、市町に相談をしてからでありますけれども、関係市町と相談をしながらですね、取りまとめまして、もう、実質も中身分かってますんでね、今、私が申しましたようなことが基礎になると思いますけれども、住民意見として我々の方から有識者会議に、これを届けるという段取りを、次は考えております。

(戦略監)

他にはどうでしょうか。

(記者)

中日です。いまの関連なんですけども、念のためなんですけど、こないだの中間報告案で、県外、JRが考えている代替策について明記されていて、それを県のほうで、県と市町とJRで検討してくださいっていう中身なんですけれども、検討も、もうしないっていう、ことでいいのかっていうことと、あと、全量戻しの方策ってのは、まだ、示されていないというような見方もできると思うんですけど、別の、さらなる別の全量戻しの方法を、県として、JRはもう、示せないっていうふうにも、そこまで、見切っているって。

(知事)

いえいえ、全量戻しの方法はいろいろとあると思いますけども、今回、私が報告を受けている限りにおきまして、この間の有識者会議でこれ以外の方法はありませんとJR東海が言われたということですね。従って、この件について、議論してくださって、実は、それは、分かっているわけですから、どういう報告内容かというのは。昨年の暮れぐらいから、特に今年の4月に第11回が開かれたと思いますけれども、そのときに出ていますからね。同じ案です、今度は第12回目で出されたのも。これをいわば、清書するというのが最終中間報告案になるかというふうにも思いますけれども、これは分かっているわけです。これに対して160万人の人たちがノーを突きつけたわけですから、全量戻しになりませんと。さらにあれは6月に選挙がありましたが、7月3日に土石流がありまして、盛土については極めて厳しい目が育っております。この盛土の問題は、これから議論されまして、果たしてですね、ああいう山岳地帯に370万立米というですね、巨大な盛土をするということにつきまして、いいのか悪いのかというのをもちろん、有識者会議で議論してもらったら結構だと思います。これは残っているわけですけど、少なくとも、全量戻しの方法については、これ以上はありませんというふうに、有識者会議でJR東海が回答されております。

そして、それについての静岡県民の結論はですね、それはダメですと。それは受け入れられませんということになっているわけですね。ですから、もう既に一時的なといいますか、選挙でですね、意向は示されているというふうに私は思いますので、この件についてですね、さらに検討してくださいと言われましても、全量戻しになりませんね、それはと。いうことで受け入れられませんと。簡単に言えば、そういうことになりますね。




一般質問(3):リニア中央新幹線、新型コロナウイルス感染症関連

(戦略監)

はい、他にはどうでしょうか。

(記者)

先ほどちょっと発言があったことに関連してなんですけれども、リニア問題で新総理誕生したんですけれども、岸田政権に求めたいことっていうのはどんなところですか。

(知事)

やはりですね、このリニアが、静岡県民、望月さんというですね、優れた政治家が、この人、港の問題において大きな活躍された方ですけど。水の問題ですよ、大きく言えばですね。ですからですね、広島のあの土石流を経験し、多くの人が犠牲になってると、うちは熱海の土石流を経験し、大変な被害が出た後、で、前の菅さんは自ら来られてですね、政権として何でもするとおっしゃったわけですね。その後にですね、この水の問題で苦しんでいる静岡県に対して、リニアを掘るように指示したと、言われましたというふうに、斉藤さんが、新国交大臣がですね、言われたわけですから、これはですね、おかしいのではないですかというふうに、県民の声の一つとしてお届けしたいと思いますね。もうちょっと丁寧にですね、言っていただかないと、人の意見を聞くということどころか、360万人の人たちの意見が、50%以上の投票率でもってですね、対抗馬二人ともリニアについては極めて懸念の強い政策を打ち出して、しかも、よりラディカルであったのが、自民党候補です。その中身を全部蹴散らすようにリニアを整備をやると、六千万、七千万の大都市をつくるんだというふうに国交大臣がですね、しゃあしゃあと言ってのけたというのは、なるほど、ある人が言ったように、これは宣戦布告ですと。その表現は言い得て妙だと。つまり、誠に正鵠を得ているというふうに思うところであります。

(記者)

ありがとうございます。

(戦略監)

ほかにはどうでしょうか。

(記者)

すみません。静岡新聞です。リニアの関係で少し細かい点を確認させてください。先ほども質問に出てたんですけども、岸田内閣発足時の知事が出されたコメントペーパーに、リニア工事のことについて中止を求めるという表現があると思うんですけれども、ここのコメントに書いてあるリニア工事というのは、南アルプストンネルのに限定したリニア工事という。

(知事)

そうです。そうですね。ちょっと言葉が足りなかったですね。南アルプストンネル工事に関連して有識者会議が行われており、我々の専門部会で取り上げた47項目をやってもらっていると。ここで結論が一時的に出た流量全量戻しの問題。これについて、これを受け入れられないという結論が出ているので、従って、自民党候補が当時約束されていたように、受け入れられないのであれば、これを工事中止並びにルート変更ということを繰り返し言っていられたわけですから、ですからですね、これを守っていただかないと、自民党公認ですからね、それを翻すようなことをすれば、本当に信頼なくしますよ。そう思っております。

(記者)

あともう一点すみません。これも細かいところになるんですけれども、先ほどから出ているトンネル湧水の全量戻しの話なんですけれども、先日その国交省の有識者会議の後の記者会見で、宇野副社長は、工事後だったということを言われていました。いろんな経緯があって工事後という理解だったんだということなんですけれども、2018年の10月にJRの金子社長が初めてトンネル内の全量戻しを表明されていて、そのときにJRが協定案を県の方に提示していて、その内容がトンネル工事の開始にあたっては、大井川に全量を戻す流すという表現になってます。この時から工事の期間中も含めてという県側の理解だったということで。

(知事)

それ以外に受けようがありませんわね。

工事をしてからというんじゃなくて、工事をするにあたって、水の問題はどうなりますかと聞いて、工事に当たりまして全量を戻しますということを謳っているのでですね、宇野さんは何か、こう、これはいわゆる曲解というか、あるいはこじつけというか、詭弁というか、今回出してそれ以外に方法がないので、それを正当化するというか、要するにですね、前の金子社長を裏切っているわけですね、宇野さんの表現は。しかもそれにまた金子さんが乗っているということであれば、2人してなんだ、もう、詭弁を弄して、まったく信頼できないじゃないですか、あなた方の言っていることはというふうに、この県民が怒るのは無理もないことだと、私はそれを代弁して申し上げているということであります。

(記者)

あとその全量戻しの件でですね、去年の6月に知事が社長とトップ会談をされたときにも、全量戻しの話題が出ていました。そのときの理解も、これは工事期間中を含めてということで知事は理解していたということで。

(知事)

もちろんそうですよ。もうお2人ともそれを前提にした話をしておりましたから。従って、できない場合どうしますかということを言ったら、できない場合のことを考えていないというのが、金子さんが私に言われたことです。だけれども、できなければ工事はしませんと、理解が得られなければ工事をしませんと言ったのは、一歩進んでいますよね。だけど、理解を求めるために、ずっとこれから丁寧に説明していくというのはですね、もう既に全量戻しは認めません、受け入れられませんという結論が出ている中でですね、それをさらに無理して、これを認めろよということなんですね。それを今の衆議院の大井川流域を担当している人間は言ってるわけですよ。代議士がね。ですから、前の岩井さんよりも後退していますけれども、しかし、考えようによっては、リニアは全部やるんだという今回の岸田さんの指示で、それを真に受けてですね、そのままリニアは大きな大都市をつくるという、文字通りコロナが起こる前の国づくりのアイデアをそのまま言って、唖然とさせたという国交大臣の発言になってるんじゃないですか。ですから、前の菅さんの言っていること、それから岩井さんの言ったこと、それから今大臣が言われてること、どれを信頼したらいいのかというぐらいバラバラだし、なかんずく、JR東海のですね、全量戻しが工事のトンネル工事に当たってという、これはもう南アルプストンネル工事をするについてどういうふうにして危険を避けますかという話で、その最大の問題が、生態系を加えて、水の問題だったわけですね。そんな限定付きの水戻しではまったくありませんでした。もう何を言っているかということでですね、呆れてものが言えないくらいの、宇野さんの発言であるというふうに思っております。

(記者)

ありがとうございます。

(戦略監)

よろしいでしょうか。

(記者)

ごめんなさい、何度も。あと、認証制度についてお聞きしたいんですけれども。他県で第三者認証によって時短とか酒の自粛の区別をしているところもあると思うんですけれども、静岡県がそれをやらないことについて、やらないことについてのの考えと、あと、認証制度ここまでなかなか時間がかかってきたという現実もあると思うんですけれども、その理由として考えられることを教えてください。

(知事)

はい、区別しない理由はですね、2つあります。ひとつはステージ2になっているということですね。ステージ2というか、要するに安全圏に静岡県全体が入っていますということだからです。それから、認証制度はですね、6月、7月というのは、100件程度の申し込みだったわけです。それが8月に入って1,000のオーダーになり9月に入って5千、1万を超えるってことになって、当初は少人数で対応していたわけですけれども、あまりの急速な申請がございまして、それでチェックが追いつかないってこと。これが認証を持っている店と、持ってない店との違いになっているわけですね。そして、申請されている方々、これをですね、聞いてみますと、実際はもうそれなりに安全対策を講じられているわけですね。あとはチェックを待つだけだということで、チェックをしさえすれば、認証が得られるような店があるということが分かってきております。それによってですね、認証を持っているところと持っていないところを区別する必要はないと、一番大きな理由は冒頭申しましたように、全体ステージ2、さらにステージ1、2まで行くほどのこの激減が背景にありまして、それが大きな理由です。

(記者)

すいませんありがとうございますはいありがとうございました。




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